― 今日はこれからヨコタコーポレーションを知ろうとする方のために、現在活躍されているスタッフのみなさんにお集まりいただきました。ズバリ、テーマは「私がヨコタを選んだ理由」ということで、みなさんの本音をお聞かせいただきたいと思っています。
ではまず始めにお尋ねします。みなさんが美容師になった理由を教えていただけますか?
髪型が人の印象を左右することに気づいた
「僕が4歳の頃なんですけどね、床屋で散髪してもらってたら、腕に鋏が落ちてきたんですよ。(腕の傷痕を指さしながら)」
一同「ええっ…」
「それでね、それから髪切るの
嫌いになっちゃって、ずーっと伸ばしてたんですよ。ずーっと。」
―ずっとですか?
「ええ、もうずーっと。ずーっと。」
一同「(笑)」
「で、高校生の時にバイトの面接に行ったらなかなか受からないんですね、で、あるファミレスのアルバイトの面接の時に言われたんです『君、その長い髪の毛を切ったら採用してあげるよ』って。結局そこではバイトしなかったんですが、髪を切ってから別の面接に行ったら採用されたんです。それから、ああ髪型って大事なんだなって思った
のが…美容師になりたいと思ったきっかけですね。」
「僕は高校生のころ、友達のツイストパーマとかやってあげてて、当時は失敗してましたけど(笑)それで今の仕事に興味を持つようになりましたね。スタイリストになった今ではそういうこともないですが(笑)」
「私は小学生の頃から美容の仕事につきたいと思ってましたけど、高校生になった時に一度諦めて、また高校3年生の時になりたいなって思いました。」
― 一度諦めた理由って何ですか?
「周りに美容の仕事は大変だよって言われたからです(苦笑)それでもやっぱり美容師があきらめられなかったんで…。
で、実際入社してみたら、ヨコタコーポレーションってすごく働きやすかったですね…スタッフの皆さんが優しいんです。
…前勤めてた店では結構人間関係が難しかったりとかあったんで。」
―では、実際に就職するにあたって、ヨコタコーポレーションを選んだ理由って何でしょう?
「学校に行かせてもらえる、っていうのは魅力でした」
―勤務時間を考慮したりとか、学校に通うスタッフを支援してますからね。
「あとは会社が大きいってこともありましたよ。」
―確かに、すぐ上の先輩からベテランのスタイリストやディレクター、それから同期の仲間もたくさんいますからね。では今度は地方の出身の方にお尋ねします。
上京、っていう言葉があるように、就職で地元を離れるなら「東京」に来る方が多いと思うんですが、あえて横浜だった理由って何かあるんでしょうか。
「地元では東京に行く友達が多かったんですけど、それにつられて東京、っていうのがイヤだったんで、それ以外でおしゃれなイメージがある横浜を選びましたね。」
―ヨコタに入社してから、印象に残ったことを教えていただけますか?例えば嬉しかったこととか…。
「(年齢が)近い先輩がよく遊んでくれたのが 嬉しかったですね。仕事はつらかったけど、その分ウレしさも倍、みたいな。」
「確かにアシスタント時代には僕も結構辛いことが多かったですけど、その分スタイリストになってから成長できるから、ってアドバイスをくれた先輩がいて…それが糧になって今日までやってこられたのかな」
「僕は同期が一人しかいなくてさびしかったですけど、一つ上の先輩が本当に何から何まで教えてくれて…、今となってはあれが本当にありがたかったですね。」
「私は入社したばっかりの頃は1日1回は辞めたいなって思ってたんですけど…でも、今は私に会うためにお店に来てるんだよ、ってお客様に言っていただくと、あの時に辞めてしまわなくて良かったなって思ういますね…もしかしたらお客様にも元気を分けてあげられてるのかな、なんて…。」
「印象に残った、というか今現在の話ですけど、私が今いる店はスタッフみんな本当に仲が良くて…、家族みたいなんです。だからこの雰囲気の中でずっと一緒に働けたらいいな、って本当に思ってます。」
業務終了後にも関わらず2時間近くにも及んだこの座談会、皆さんの仕事に対する思いを聞くことができました。特にその中で共通していたのは、先輩、同期、といった仲間の存在でした。人を大切にしようというヨコタコーポレーションの社風がみなさんから伺えたのが、とても印象深い座談会でした。